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HUYŪ JOURNAL

26/10/1

JUST LET FLOAT〈 01/02 〉

ただ、ほどけるための香り。 ができるまで
〈 01/02 〉

JUST LET FLOAT は、

どんな香りにするか、ではなく、

どんな状態に戻るか、

ということから始まっています。


日常の中で、ほんの一瞬、

自分から離れてしまう。


今の選択は、

本当に自分が望んだものだっただろうか。

今の言葉は、

本心から出たものだっただろうか。


JUST LET FLOAT は、

そうした小さなズレに気づいたとき、

静かに内側へ戻るための香りです。



JUST LET FLOAT の中心には、

フランキンセンスがあります。


フランキンセンスは、

嗅いだ瞬間に「何系か」が

はっきりと浮かぶ香りではありません。


複雑で、奥行きがあり、

説明しようとすると、言葉が足りなくなる。


だからこそ、

思考が先に動かず、

意識が外へ引っ張られない。


JUST LET FLOAT にとって、

フランキンセンスは芯であり、

戻る場所の象徴です。



トップには、柚子。

そこに、青山椒のきりっとした気配と、

穏やかな杉を重ねています。


どれも、日本で暮らす中で

どこかで嗅いだことのある香り。


身体が知っていて、

頭で考えなくていい。


JUST LET FLOAT が、

考える前に、感じる香りであるために。


思考を使わずに、

香りの世界に入っていくための入口です。



時間の経過の中で、

ジュニパーやシダーウッドが、

ふっと顔を出します。


かと思えば、

ラベンダーやローズの気配が

一瞬、通り過ぎる。


今は、ウッディー。

今は、少しフローラル。


そう感じた次の瞬間には、

もう別の印象へと移っている。


掴みどころがない。

でも、軽いわけではない。



そして、ラストには、

サンダルウッドとムスクが、

静かに、けれど確かに、在る。


そこに、ベチバーとパチュリが重なり、

深さと奥行きを添え、

戻る場所を保つための余韻を残します。

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